●文字列検索ならgrep●
grep-ja

[ターミナル]
ソフト名 grep
作者名/メーカー名 神木一也氏
URL Tuning linux to PDAs
バージョン 2.3-4
種類 GPL
対応機種 SL-C700/750/760

 UNIXの定番コマンド。MS-DOS用にも移植されたり、また同じようなツールがWindows用にも作成されたりしており、利用したことのあるユーザーも少なくないだろう。ファイルから文字列を検索し、これを画面に表示してくれるツールだ。
 たとえば、指定したテキストファイルのなかから、「SL-C」という文字が出てくる行を検索して画面に表示してみよう。ターミナルで「grep」コマンドにつづけて、検索文字列、検索したいファイル名を指定。さらにシフトJISの文字コードで記述されたテキストファイルなら、表示結果をパイプ処理でqkcコマンドに渡して文字コードを変換し、画面表示させてみるなら、次のように指定すればいい。

  grep SL-C sample.txt | qkc

 テキストファイルの場所は、カレントディレクトリでなければフルパスで指定する。これで指定したファイル内で指定した文字列の入っている行が、画面に表示される。
「grep --h」と指定すれば、オンラインヘルプが画面表示され、簡単な使い方もわかるはずだ。複数のファイルを指定することもでき、何かと重宝するコマンドだから、ぜひインストールしておくといい。


grep-ja オンラインヘルプを参考に指定してみるといい。

grep-ja grepの使用例。文字コード変換ツールを利用して、日本語の検索も行なえる。



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