京ぽんの本当に使える本
・武井一巳
・ソシム
・2004/12/21発行
・ISBN4-88337-425-4
・1,400円+税
最近の携帯電話は、いらない機能ばかり増えすぎて、使い方も難しすぎる……そんなCMがあります。ただ通話しかできなかった、肩掛け式の携帯電話に比べるまでもなく、メールもでき、写真も撮れ、音楽プレーヤーにもゲームマシンにもなり、テレビさえ見られる最近の携帯電話は、確かに多機能化・高機能化の道を邁進しています。
しかし、もちろんそれには理由もあります。人々のライフスタイルが変わったのです。
自宅やオフィスでは、パソコンを使ってインターネットに接続するのは当たり前。常時接続で、使いたいときに使いたいだけインターネットが利用できます。高級一眼レフカメラの性能をも凌ぐ、名刺大のデジタルカメラだって当たり前。ライフスタイルが変われば、必要となる機器やその機能だって変化するのは当然なのです。
そんな現代人のライフスタイルに、美事にマッチしたのが京セラのPHS「AH-K3001V」でした。発売されるや、売り切れ店が続出するほどの人気。
京ぽん――AH-K3001Vは、パソコンで見ているのと同じインターネットのWebページが、この小さな携帯電話の画面で閲覧することができるようOperaブラウザを搭載し、さらにパソコンで利用しているインターネットのメールも利用できる携帯電話です。しかも料金コースには、つなぎ放題で定額というコースが選択できます。
この京ぽんは、単体でもインターネットやメールが利用できますが、パソコンと接続し、さらに便利なサイトやプログラムにアクセスすることで、もっと便利で楽しい使い方ができます。
本書では、そんな携帯電話らしからぬ使い方を紹介してみました。
いまや京ぽんは、ネットを颯爽と歩くための、ぼくらの必須アイテムなのです。