2005年03月16日

UFJのフィッシングメール

 UFJ銀行を装い、フィッシング詐欺狙いの不審メールが送られているようです。

asahi.com: UFJ銀装い大量に不審メール フィッシング詐欺狙いか?-?社会
 UFJ銀行は15日、同行名でキャッシュカードの暗証番号などの入力を求める不審な電子メールが同行預金者らに送られていることが判明した、と発表した。暗証番号を聞き出して金銭をだまし取る「フィッシング詐欺」の疑いがあるとしている。みずほ銀行も同日、同行名の不審メールが顧客に送信されていたことを明らかにした。4大銀行でフィッシング詐欺を狙ったとみられるメールの大量送信が発覚したのは初めてで、大手行の顧客にも被害が広がる恐れがある。(2005/3/15)

 というわけで、うちにもきました。asahi.comの記事では、「同行のインターネットバンキングの利用者を中心に送信されていると見られる」と書いていますが、ぼくはUFJではオンラインバンキングをやってませんので、その情報だけではないようです。
 とりあえず、全文を掲載しておきます(一部伏せ字)。

UFJ銀行ご利用のお客様へ

UFJ銀行のご利用ありがとうございます。
このお知らせは、UFJ銀行をご利用のお客様に発送しております。

この度、UFJ銀行のセキュリティーの向上に伴いまして、
オンライン上でのご本人確認が必要となります。

この手続きを怠ると今後のオンライン上での操作に支障をきたす恐れがありますので、一刻も素早いお手続きをお願いします。

https://www.ufjbank.co.jp/xxxxxxxxxxx

また、今回のアップデートには多数のお客様からのアクセスが予想されサーバーに負荷がかかるため、下記のミラーサイトを用意しております。上記のリンクが一時期不可能になっている場合は、
下記をご利用ください。

https://www.ufjbank.co.jp/xxxxxxxx

https://www.ufjbank.co.jp/xxxxxxxx

お客様のご協力とご理解をお願いいたします。

UFJ銀行


 リンク先URLはちゃんとしたUFJのページみたいですが、実際にアクセスするURLが異なっています。ごく初歩的な手法で、異なるURLにリンクを張っているだけのようです。
 でも、見せかけにだまされてクリックしてしまう人もいるんだろうなあ。

 UFJでは、メールで個人情報の入力を求めることはないと言ってます。お気をつけください。

投稿者 kazumi : 08:58 | コメント (0)

2005年03月15日

覚え書

 あまり忙しすぎて。記事を書いている時間がとれません。記事書くより、原稿書けってか。ハードディスクが逝っちゃって、Windowsを再インストールしたけど、メモリが壊れて、マザーまでいかれたみたいだ。踏んだり蹴ったりだったりします。

 ここ数日で、購入 or いただいた本のなかから、ちょっと面白かったものをメモしておきます。
頭痛の話―片頭痛から遺伝子異常まで
「頭痛の話―片頭痛から遺伝子異常まで」(古井倫士/中公新書)

 偏頭痛もちの自分にとって、頭痛の話はけっこう面白いのです。頭痛に関しては、「偏頭痛百科―サックス・コレクション」(オリバー・サックス/後藤真・石館宇夫訳/晶文社)という本も持っているんですが、これよりやさしい。

やっぱり美味しいものが好き
「やっぱり美味しいものが好き」(ジェフリー・スタインガーテン/野中邦子訳/文春文庫)

 いただきものの本ですが、本当にごちそうさまという感じで、読んでるだけで涎が出そうな本です。

Wired News - 『iPod shuffle』でオーディオブックを貸し出す図書館 - : Hotwired(2005/3/3)
ニューヨーク州ロングアイランドのサウス・ハンティントン図書館は今週、米国の公立図書館ではほとんど例がないデジタル音楽プレーヤー『iPod shuffle』(アイポッドシャッフル)の貸し出しを開始した。

 オーディオブックが1冊分入っているiPod shuffleを貸し出す、という試験的プログラムとか。
 iPod shuffleである必要性はないんだけど、これがアメリカ的といえばいえるかなあ。amazonを見ていると、アメリカではオーディオブックというのがかなり需要があるみたいで、カセットテープやCDがたくさん出ているんですね。で、この分野がネットでも盛んになっている。青空文庫の音声版みたいなものだけど。
 このオーディオブックをiPod shuffleに入れて、図書館で貸し出す。う~ん、言いたいことはいっぱいある。

シャープ、HDDを省略した普及価格帯のLinuxザウルス『SL-C1000』を18日に発売(2005/3/11)
シャープ(株)は11日、2004年10月に発表したHDD搭載のLinuxザウルス『SL-C3000』の普及モデルとして、HDDを省略し128MBのフラッシュROM(フラッシュメモリー、ユーザーエリア約63MB/出荷時空き容量約52MB)を搭載する新製品『SL-C1000』を18日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は5万円前後。SL-C3000は継続販売され、2003年11月に発表された『SL-C860』は生産終了(流通在庫のみ販売)となる。

 SL-C3000の後継というより、SL-C3000からハードディスクを取り除いただけって感じかな。とりあえず様子見。でも、ハードディスク搭載されていると、使い方が変わってくるんですよね。
 SL-C860が生産終了ということは、SL-C860の生産終了を決めてから、急遽SL-C1000を作り出したという感じなんじゃないかな。

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - ドコモ、携帯にPDA機能 キーボード付き 今夏発売(2005/3/13)
 NTTドコモは十二日、電子手帳や携帯情報端末(PDA)機能を搭載したキーボード付きの携帯電話を今夏にも発売することを明らかにした。携帯電話よりもやや大型化するが、パソコンの機能や自宅パソコンに届いた情報の外出先での自動受信など、既存の携帯電話よりも利便性を大幅に高めているのが特徴。当面は法人向けを中心に売り込む考えだ。

 とうとう日本でも、本格的なスマートホンが出てくるのかな。スマートホンには大きく期待してるんですが、さてどうなることやら。ポイントは大きさだと思うんだけど。

投稿者 kazumi : 08:49 | コメント (0)

2005年02月23日

ソニー、CLIEから撤退

 とうとうというか、やはりというか、ソニーがCLIEからの撤退を発表しました。

ソニー、クリエの新機種投入を終了~現行機種は7月末まで生産

 ソニーが、PDA「CLIE(クリエ)」の新機種投入を終了することが明かになった。現行機種の生産は7月まで行なわれる。――ケータイWatch(2005/02/22)


 ソニーがPalmOSマシンを発売したのは、2000年9月の「PEG-S500C」と「PEG-S300」が最初でした。以来、CLIEブランドで実に多くのPalmマシンを発売してきた。

 それまでのPalmOSマシンは、1996年に米3COMがPilot1000を発売したのを皮切りに、IBM、Handspring社、TRG社などがこの分野に参入。数多くの製品が発売されていました。それが2000年にソニーが参入することで、日本のPalmOS市場が一変しました。

 もともとPalmというのは、その誕生から実に複雑な運命をたどっています。PalmOSの開発元であるPalm,Inc,は、もともとは米シリコンバレーでベンチャー企業としてスタートしたPalmComputing社が、米3COM社の一部門として設立したものです。
 その3COM社は、1996年に初代PalmマシンであるPilot1000を発売するにあたって、モデムメーカーのU.S.Robotics社に吸収合併されています。このため初代Palmは、U.S.Roboticsのプランドで発売されました。
 ところが、このU.S.Roboticsはその後、再び3COM社に買収され、PalmComputing社もまた3COMに返ることとなりました。
 さらに2000年2月、PalmComputing社は3COMから分離独立し、新たにPalm,Inc.を設立。また日本法人パームコンピューティングも設立されました。
 初代PalmであるPilot1000が発売されたのが96年ですから、わずか4年の間に、Palmシリーズは3COM、U.S.Robotics、Palm,Inc.と発売元が三転しています。しかもここにIBMが参入し、さらにHandspring社、TRG社、ソニーなどが参入したのです。

 96年に発売されたPilot1000は、当然のことながら英語版でした。日本語での利用は考えられていなかった。
 これが96年10月に山田達司氏が日本語化ソフト「J-OS」を発表したことで、日本でもPilotを日本語化して利用することができるようになりました。同年、U.S.RoboticsからはPalmシリーズの日本代理店版「PalmPilot Professional 日本代理店版」が発売されましたが、この日本代理店版は、日本語マニュアルと保証書が添付されはしましたが、Palmが日本語化されたわけではありませんでした。
 Palmの日本語版は、99年5月の日本IBMから発売された「IBM WorkPad」が初で、それまではJ-OSを利用して英語版を日本語化して利用していたわけです。

 このような経路をたどっていたため、ソニーブランドで日本語化されたPalmOSマシンが登場したのは、画期的なことでした。以来、ソニーから実に多くのCLIEブランドのPalmOSマシンが発売されました。

 Pilot1000を、アメリカのオンラインショップで購入した日のことを、今でも覚えています。最初はこのマシンを、英語で利用していましたが、すぐに日本語化に成功。今から思えば無骨なマシンでしたが、かなり気に入って使っていました。
 以来、実に多くのPalmOSマシンを使ってきました。いまではもう取り出すのも大変ですが、たぶんCLIEを含めて30台以上を購入したでしょう。そのPalm熱は、2002年に発売されたシャープのLinuxザウルスで、そちらに移ってしまいましたが。

 ソニーがCLIEの新機種投入を終了することで、日本でのPalmOSマシンはとりあえず終焉するのでしょう。
 ただし、PDAというカテゴリ以外のところに、PalmOSが出てくる可能性もあります。PalmOSを利用したスマートフォンのようなものが、ソニーから、あるいはソニー・エリクソンから出てきたらいいなあと、期待していたりします。

投稿者 kazumi : 08:39 | コメント (0)

2005年02月08日

Sunbird 0.2リリース

 長い間、Palm付属の Palm Desktop を利用してきたが、今年からスケジュール管理を紙の手帳に戻した。手帳を使うのは、たぶん10年ぶりかそれ以上たっている。

 そんな紙の手帳でスケジュール管理を始めて1カ月。ところが……、

 モジラ、カレンダーアプリケーション「Sunbird 0.2」をリリース - CNET Japan
 Mozilla Foundationが「Sunbird」の第1版をリリースした。Sunbirdはスタンドアロンのカレンダーアプリケーションで、Windows、Linux、Mac OS Xに対応する。

 この記事を見てしまった。Mozilla Calendarのページからダウンロードして使ってみると、なかなかいい。
 今年はアナログで行こうと思ってたんだけど、悩むなあ。

 さらに、

Six Apart Japan: Movable Type 3.151日本語版の提供を開始
 Movable Type 3.151日本語版の提供を開始いたしました。

 というわけで、アップデータをダウンロードしてきました。でも、忙しくてアップデートしている時間がない。

 そして、こんな記事を目にして、「ゲッ! ヤバイ」と思ったのであります。
 しかしなあ、ほんと時間がないんです。

投稿者 kazumi : 14:54 | コメント (0)

2005年01月27日

そろそろ確定申告の季節です

 今年もそろそろ確定申告の季節がやってきました。

 サラリーマンだと、家を買ったとか子どもが生まれた、結婚した、などといった変化がないと、あまり関係ないかもしれません。会社任せでしょう、税金の確定申告です。
 ところがフリーとなると、これはもうひと仕事。けっこう大変だったりします。で、出てきた数字を見て、ため息。
 そんなことろにこのニュースです。

大阪市スーツ支給やヤミ年金などで税務調査…国税局 : ニュース : 読売新聞大阪本社|Yomiuri on-line 関西
 大阪市職員の厚遇問題をめぐり、大阪国税局は二十四日午前、市総務局や職員互助組合などに対する税務調査に着手した。同国税局は、市が「制服」と称して職員に支給しているイージーオーダースーツのほか、掛け金の一部を公費負担して退職者に“ヤミ年金・退職金”などを支給してきた確定給付型年金にも「給与所得に該当する可能性が高い」との見方を強め、両制度について重点的に調査する。(01/25 02:31)

 ほんと、腹立つ! 前年に振り込まれた収入と、実際に使った経費を出し、それによって実際に課税される税金を算出してみると、自分がどれだけ税金を払っているのかよくわかります。しかもこの確定申告によって、地方税の額も決まり、あとから振り込み用紙が送られてくる。

 税金を払うのは、これはまあいいんですが、その税金がどう使われているのか、自分で自分の支払う税金の額を計算していると、すごく気になってきます。原稿何枚書くといくらの収入になって、そのうちいくらが税金として持ってかれるのか。そしてその、いってみれば自分が汗水垂らして、ときには血へど吐いて得た金が、こんなヤツらのスーツになったりするのかと思うと、ドッと力が抜けてしまいます。

 この国は「ズタボロ」だ……と、「ニッポン泥棒」(大沢在昌/文藝春秋)の主人公尾津の言葉が、つい口をついてしまいました。

[メモ]
 国税庁 - 確定申告情報
 確定申告書等作成コーナー

投稿者 kazumi : 01:34 | コメント (0)

2005年01月13日

今日のブツヨク

 年明けから、というよりも去年11月ぐらいから、とにかく忙しい。書かなければならない原稿が山積みで、しかも情けないくらいぜんぜん進まない。
 年が明けてからも、山積みの原稿を少しずつ崩していく生活が続いている。

 といっても、ずっと原稿を書いてるわけでもない。毎日毎日原稿を書くだけの生活なんて、考えられないはずだ。原稿を書くというアウトプットの作業の前には、インプットが必要なのである。インプットを続けていないと、結局何もかも出し切って、出がらしになってしまう。そのへん、よろしく>編集者様。
Apple iPod shuffle 1GB M9725J/A
 原稿を書いていると、出かけている時間がないため、どうしてもネット浸けになる。今日、ネット中を飛び回っていたのが、Apple iPod shuffleの情報だ。iPodは、全部で3台持っているが、それでも物欲がフツフツとわき上がる。しかしなあ、本当に必要なのか?>オレ。出歩いている時間もないのに、音楽聴く時間なんてなおさらない。
 しかし、512MBや1GBでこの値段というのは、USBメモリだと思っても安い。

 あまりの忙しさに、今年からスケジュール管理をノートに戻した。1994年にHP 100LXを購入以来、まるまる10年以上、スケジュールや電話帳、メモ類をデジタルで管理してきたが、スケジュールとメモに関してだけは手帳のほうが便利なのだ。もちろんデジタルでも管理するが、基本を手帳に戻す。
 このあたりは、もうちょっと理論武装してからでないと発表できないのだが、とりあえず今年はデジタルとアナログをどう融和していくかを試行錯誤してみようと思う。

 書きたいネタや、更新しなくちゃならないページがたくさんあるのに、「原稿早く書け」という督促に負け、あちこち中途半端なまま放っている。今年もこんな生活が続くんだろうなあ。

投稿者 kazumi : 06:09 | コメント (0)

2004年07月26日

BAWLS

 フリーにはあまり縁がないのだが、ありがたいことにお中元が届いた。

BAWLS
 届いたのは、BAWLSという炭酸飲料だ。米国生まれの高カフェイン炭酸飲料。97年に発売されたときは、徹夜でオンラインゲームを楽しむプレーヤーの、いわば御用達ともいえる飲み物として話題になった。
 この日本での独占販売を行なっているところから、毎年お中元の時期になると、ケースで届くのだ。

 このBAWLS、国内でもいくつかのショップなどで購入できるが、Webサイトでも注文・購入できる。
 まあ、購入しなくても、このサイトに行くと、BAWLSのプロモーションビデオが見られたり、何枚もの壁紙がダウンロードできるから、一度のぞいてみるといい。

 高カフェイン炭酸飲料ということで、ゲーマーだけでな、プログラマー、編集者、SEなんかにも人気だそうで、またスッキリした味が女性にも人気だそうだが、含まれるカフェインは、コーヒーの2.5倍にもなるとか。

 コーヒーが手放せないライターにも、もちろんありがたい飲み物なのだが、しかしぼくは眠気覚しがほとんど効かないのだ。
 原稿を書いているときは、当然ながらコーヒーを飲む。以前は、締切前にはカフェイン含有量が多いといわれる飲み薬を買って常用していたが、これもぜんぜん効かなかった。唯一効いたのが、朝鮮人参エキスを抽出したという薬品だが、これを飲むと全身に湿疹が出て、原稿を書くどころじゃなかった。

 まあ、寝ないときは48時間くらいはぶっ通しで原稿を書いてたりするわけで、よほどの薬じゃなければ効かないだろうなあ。誰か、本当によく効く眠気覚し、知りませんか?

投稿者 kazumi : 02:34 | コメント (0)

2004年06月15日

ダルマポスト

 以前すがやさんのMSugaya Blogで丸型ポスト(ダルマポスト)が掲載されていましたが、こちらは近所にあった変わったダルマポストを。
石造りのダルマポスト?
 環八沿いの石屋さん(なのかな)の、すぐ横のマンションの入り口に置かれています。石造りのダマルポストです。
 でも、よ~く見ると、投函口にはテープが張ってあって、郵便は入れられません。ポストといっても本物じゃないのね。
 ちなみに、そのすぐそばに、大きな石造りの猫の置き物もあったりします。

投稿者 kazumi : 15:40 | コメント (0)

2004年06月04日

ハンバーガーと音楽ファイル

「本も肉マンに付けて売るといい」と5月31日のエントリーに書いたら、本ではないが音楽ファイルがハンバーガーとセットで販売されるらしい。

ビッグマック買うと1曲ダウンロードOK ソニーと連携 - asahi.com : 経済
 米マクドナルドとソニーは3日、ビッグマックのセットを買った客が、ソニーのインターネット音楽サイト「コネクト」から好きな1曲を無料でダウンロードできる販売促進策を米欧で導入すると発表した。

 日本ではコネクトを展開していないため、マックとの提携はないみたいだ。しかし、ソニーではiPodに対抗する音楽ダウンロードサービスの開始を狙っているから、いずれ日本でもハンバーガーに音楽ファイルが付く日がくるかもしれない。

 マックと提携して、ハンバーガーに本を付けるというのは、やはり無理だろうなあ。ハンバーガーを頬張りながらでも、ぼくは本を読んでるけど。

 CDといえば、音楽業界ではファイル交換ソフトによってCDがぜんぜん売れなくなったと、ファイル交換ソフトに対して厳しい取り締まりを要望しているが、本当か?

米国で音楽CDの価格下落が加速、原因はファイル交換だけではない?-INTERNET Watch
 価格下落の理由についてNPD Groupの音楽調査部門であるNPD MusicのRuss Crupnick社長は、「レコード業界は過去数年にわたって、ファイル交換によって部分的に加速された市場変化に対処しなければならなかった。しかしながら小売業全体の情勢も変化しており、消費者は“エブリデーロープライス”といった価格戦略やとてつもない激安販売にますますさらされるようになった。また、すべての人はDVD、ビデオゲームなどが2ケタ成長を続ける中で、娯楽に使うお金の競争が増していることに気付いているだろう。これらの状況因子が、業界が価格設定を下げる向かわせている」と説明した。

 CDが売れなくなった原因の1つとして、ファイル交換ソフトがあるというのはわかるが、それが最大の原因だというわけではないだろう。

 本が売れなくなったのも、同じだ。出版社の営業は、いい企画(売れる企画)があれば売れるなどと考えているようだが、時代錯誤もはなはだしい。たしかに去年から今年にかけて、ミリオンセラーが出ているが、何度もいうようになぜミリミンセラーになったのか考えたほうがいい。本そのものが売れない時代になってきているのだ。とすれば、それなりの営業努力や戦略の転換が必要なはずだ。

 本といえば、確実にミリオンセラーになると予測されるハリー・ポッター。こんなニュースもある。

Netsky.Pワーム、ハリー・ポッター人気に便乗して復活中 - CNET Japan
 英国のソフトウェア・サービス会社Sophosは、3カ月前に出現したNetSkyの「P」亜種による感染が、この1週間で劇的に増加していると報告した。この亜種はハリー・ポッターの本や映画と関係があるファイルのように正体を偽る。

 くれぐれも、お気をつけください。

投稿者 kazumi : 16:18 | コメント (0)

2004年05月28日

ニュースサイトふうに書くと……

 ニュースサイトブログふうに。

Blogで広がる教授と学生のコミュニケーション - CNET Japan
 SFCでは学生の日常生活にBlogが定着し始めている様子を先週ご紹介したが、このブームは学生の間だけでは終わらなそうだ。

 SFCでのBlogブームは複数の場所で同時発生的に始まった。アメリカでのBlogの社会的な影響を見てネット社会学の研究題材にしたグループ、手軽なコンテンツマネジメントシステムとして注目したゼミ、インターフェイスの研究対象として使ってみたゼミなど、きっかけはさまざまだったがBlogに対して注目が一気に集まったのが2003年の春だった。

 ぼくが学生のころに、こんなツールがあったらなあ。きっと学生生活も変わったかもしれない。
 しかし、インターネットなんてなかったし、実はパソコンだってなかった。

プログラミングと芸術の共通点:新刊書『ハッカーと画家』レビュー-HotWired Japan
 すべてのハッカーは芸術家であり、すべての芸術家はハッカーだという考え方は目新しいものではない――ギャラリーや美術館の最近の展示では、芸術とプログラミングの関連性をテーマにしたものがある――しかし、プログラマーのポール・グレアム氏の新刊書は、他の芸術家の創造的なテクニックを取り入れてスキルを磨くようハッカーにアドバイスしているという点でひねりが効いている。

 ほう、面白そうだ。そういえば、ブログラミングには「スパケッティ」という言葉がある。スパゲッティ・プログラムとか、「ブログラムがスパゲッティになってる」なんて使うみたいだが、つまり書かれているプログラムの、処理や構造がぐちゃぐちゃで把握しにくく、結果的にあとで修正が困難だったり、新しく機能を追加するのが難しいプログラムのことだ。
 ぼくはスパゲッティ、大好き。

ヤフー、スパイウェア対策機能付きツールバーのベータ版を公開-HotWired Japan
米ヤフー社は27日(米国時間)、ブラウザーに機能を追加する『ヤフー・ツールバー』に、スパイウェア対策機能を組み込んだ最新ベータ版を公開した。無料でダウンロード提供するが、ベータ版で数を限定する。
 スパイウェアだけど、とりあえずSpyBotとか使ってみてほしい。
 しかしなあ、ユーザーの意識は……、
Windows Update利用者は約半数、総務省モニター調査 - CNET Japan
総務省は5月28日、電気通信サービスモニターに対するアンケート調査の結果を発表した。 (中略)  Windows Updateを知っているWindowsユーザーのうち55.6%が、更新の通知があり次第速やかにアップデートを適用している。しかし半数近くの回答者は更新を頻繁に行っておらず、また1年以上更新を適用していない回答者も14.9%を占める。
 なんだそうです。危ね~なあ。ウイルス対策ソフトを入れて、それでお終いってのと似てるなあ。うちにも週に2、3通はウイルスメール届くしなあ。いま流行の「自己責任」てやつで、お願いしますよ。

投稿者 kazumi : 22:28 | コメント (0)