Kindle DXの、日本を含む世界100カ国以上への発売も決まり、電子ブックブームが一気に訪れそうな予感がしています。
そのKindleですが、まだ日本語に対応していないということで、購入する機会を逸してしまいました。ただ、米アマゾンでは Kindle for PC の配付が行われているので、これで電子ブックを楽しんでいます。
といっても、米アマゾンには日本語の電子ブックがありません。そこで、日本語の電子ブックを作成してみることにしました。これは「Kindle for PCで青空文庫を読む」で説明した方法で、青空文庫の作品を電子ブックに変換し、Kindle for PCで読めるのですが、これにはいくつか不満もありました。
たとえば、章の切れ目がなく、書籍なら白で埋まるところが埋まっていないとか。目次がない、索引がない、などといった点です。
そんなわけで、自分でKindleに対応する電子ブックを作成してみることにしました。
これにはMobipocket.comから提供されているフリーウェアの Mobipocket Creator が利用できるようです。
このアプリを使って、Kindle向けの電子ブックをどう作成するか、というのを電子ブックにしてみました。
「 Kindle対応電子ブックの作り方 」(1月末で公開を中止しました)
このファイルをダウンロードして、Kindle for PCで表示してみてください。それほど長いものではありませんが、目次を入れたり画像を挿入したり、索引やリンクなども付けてみました。
ただし、Kindle for PCは日本語名のフォルダ内のファイルは読み込めないようです。デスクトップ以外の日本語名ではないフォルダに移動してから、ファイルをダブルクリックしてみてください。これで Kindle for PC に読み込まれて表示されると思います。
なお、Kindle本体でも、日本語フォントをインストールしている場合は、たぶん読めると思います。よろしかったら、どんな感じなのか、読み込めるのか読み込めないのかだけでもお知らせいただけると幸いです。
以前から紹介しようと思っていたのですが、ブログなどでアマゾンのアソシエイトを行なっているユーザーに、実に便利なソフトがあります。アマザーです。
アマザーというのは、BTさんが作成し、アマザー(http://beautiful.s33.xrea.com/a_mother/)で配付されているAmazon用リンクタグ生成ソフト。フリーウェアです。
とにかく便利。.NET FRAMEWORK 2.0 以上が必要ですが、Windows Updateを行なっていればすでに入っているでしょう。あとはアマザーをダウンロードしてzipファイルを解凍するだけ。
何が便利といって、アマゾンで欲しい本のページを開き、このURLをアマザーにドラッグ&ドロップするだけで、必要な情報がすべて生成される点です。しかも必要な情報は、いくつか用意されているテンプレートから選択するだけでなく、自作することも可能。このブログでも、自作のテンプレートで必要な情報を抜き出しています。
アマザーなら、これをテンプレートで設定しておくだけで、いつも自分の好みの形式で商品リンクが簡単に作成できるわけです。アソシエイトを利用しているユーザーなら、お勧めのソフトです。