ここ2年ほど、電子タバコにハマっています。とくに昨年のたばこ値上げ以来、本格的に電子タバコに移行しようとしています。
実は、かなりのヘビースモーカーでした。原稿を手書きで書いている当時から、たばこは原稿を書くときのリズムにとって手放せない道具でした。
キーボードで原稿を書くようになって25年ほどになりますが、それでもたばこは手放せませんでした。習慣もありますが、リズムもある。さらにオーバーヒートした頭を鎮めるのに、たばこが非常に役立っていたんです。
最初に吸った電子タバコは、国産の市販品。いまでは書店でも販売されており、宝島社のように120万部以上のベストセラーになっている(宝島社:「電子たばこ」210万部 今なお勢い衰えず - 毎日jp(毎日新聞))ものさえあります。
この国産の電子タバコは、しかしたばこの代用にはなりませんでした。それが半年ほど。その後、電子タバコ Wiki*を読んだり、とくにスタパ齋藤の「スタパブログ」 電子タバコを読み、輸入ものの電子タバコを試してみたら、これがいいんですね。
そんなわけで、昨年10月のたばこ値上げ後は、本格的に電子タバコに移行し、いまでは紙のたばこは外出時に少し吸う程度にまでなりました。世間で電子タバコの認知があまりないため、外出時には電子タバコは控え、紙のたばこを吸うという、なんともおかしな逆転現象になっています。
紙のたばこから電子タバコに移行したのをもって、「禁煙か?」といわれると、どうも禁煙とは言えない。紙から電子に移行しただけで、相変わらず「煙」は吸ってるわけです。あ、これって電子書籍に似てるなあ。「紙から電子へ」移行してるわけで。
その「紙から電子」へと、ぼくの喫煙ライフを移行させたきっかけとなったスタパ齋藤さんの、電子タバコ本が発売されました。
ホントに楽しい電子タバコ 選び方からカスタマイズまで
スタパ齋藤
リットーミュージック
¥945円
ISBN:4845619105
2011/01/25発売
電子タバコ全般やその基礎についてはもちろん、海外流通品の購入方法やリキッドについて、さらに大容量電池ケース(MOD)についてなどの本格的な話題も取り上げられています。
紙のたばこと電子タバコの一番の違いは、火を使わないこととタールが含有されていないこと。ニコチンよりもタールのほうがずっと発ガン物質が多く、紙から電子に移行するだけで、ガンの危険性は低減するといっていいでしょう。
ニコチンは、少量なら興奮作用が、大量なら鎮静作用がありますから、原稿書きの身としては、この鎮静作用がうれしかったりもします。そんなわけで、まだ完全禁煙にはほど遠いけど。
ちなみに、現在使っているのはeGoという輸入電子タバコ。BlueCigJapan楽天市場店などで購入できます。
電子たばこヘルシー コンセント充電タイプ
宝島社
宝島社
¥2,500円
ISBN:4796677402
2010/05/28発売