いまさらながら、京セラのPHS端末AirH”PHONE AH-K3001V――通称京ぽんが欲しいな、と思いはじめています。
発売当初から、というより発売前の発表のときから、これはどうしても手に入れたいなあと思っていたのですが、発売日を逃したらもうモノがなくなっていて、いつ入荷するかもわからない状況。まあ、とくにどうしても必要というわけではなかったので、そのまま放っていたのです。
で、少したってから考えたら、ザウルスやノートパソコンではPHSカードとしてDoCoMoの@FreeDを使っていたため、京ぽんの魅力は携帯電話にOperaが乗っていて、しかも定額でWebが見られる、という1点に絞られてしまうんですね、ぼくとしては。
ところが、DDIポケットの定額サービスのつなぎ放題は、32kbpsという速度。@FreeDの64kbpsは倍のスピードだが、それでもストレス溜りまくりの速度。半分の32kbpsでは、早晩使わなくなってしまうだろうと思いはじめたわけです。
そんなわけで、物欲もおさまっていたのですが、今日打ち合わせの帰りに書店に寄ったら、京ぽんの本を見つけてしまいました。ちなみに、いまAmazonでは「在庫切れ」で、かなり売れてるようです。
その「京ぽんの本-京セラAirH″PHONE AH‐K3001V活用術」(魚輪タロウ/毎日コミュニケーションズ)をぱらぱらと見ていたら、いくつか面白い話題が載っていました。
そのなかのひとつに、「airproxyで京ぽんのOperaを速くする!」というのがあります。airproxyというソフトをパソコンにインストールし、このパソコンのairproxyにアクセスすると、京ぽんのOperaの要求を圧縮して返答してくれるのだとか。
32kbpsの京ぽんのアクセスが、どの程度に改善されるのか、これは実際に試してみないと何ともいえないわけで、俄然興味がわいてきました。
この本では触れられていませんが、Linuxザウルスに京ぽんをつなぐ方法もあります。さるがとんだらというサイトに詳しく書かれているので、もし京ぽんを購入することがあれば、試してみたい。
しかしなあ、京ぽんがあれば、Linuxザウルスでネット接続することもないかもしれないなあとか、せめて64kbpsだったら即購入なのになあ、などと悩んでしまいます。京ぽんを買えば、当然@FreeDは解約することになるだろうし。@FreeDも、定額ながら、料金分も使ってないしなあ。FOMAにOperaが載って定額なら最強なのになあ、とか。悩みは尽きません。いやあ、罪な本です。
投稿者 kazumi : 2004年08月31日 02:35