徹夜あけでネットを巡回していたら、レーガン元大統領死去のニュースが飛び込んできました。
レーガン元大統領が死去、93歳 - Yahoo!ニュース - 海外 - 読売新聞社
ロイター通信によると、アルツハイマー病で療養中だったロナルド・レーガン元米大統領が5日、ロサンゼルスの自宅で死去した。93歳だった。ホワイトハウスもこれを確認した。
レーガンが大統領に当選したとき(1981年)は驚いたものです。でも、そのうち大統領らしい大統領に見えてきたから不思議なものです。カリフォルニア州知事から大統領に当選し、最後はゴルバチョフと米ソ冷戦を終結させてしまいました。
アメリカの大統領は、かなり古くからマスコミ対策に重点を置いていましたが、俳優出身ということもあってか、テレビカメラの前に立つときはドーランを塗り、化粧をしたことは有名でしたね。顔色をよくし、若々しく見せることにも腐心したそうです。そのくらい気をつかった。“強いアメリカ”の大統領が、高齢で弱々しく見えたのでは、国民にも影響するからです。
日本の政治家も、そのくらい気をつかうべきなんですが、とても期待できない。取材を許可されている場所で、差し出されたテレビ局のマイクを壊した(これは警備員だけど)り、ニュースになるのがわかっているのに、参院本会議場の議長出入り口付近で取っ組み合ってみたり(もみ合ったとの報道だが)。老醜も、暴言も、見るにたえない。
ちょうど今回のイラク行きの前に出演したテレビ番組を2本、見ていました。ああ、これこそジャーナリストだよな、という強い共感を覚えました。何とも残念です。