2004年05月13日

RSSの概要

 ウェブログやニュースサイトを閲覧するのに、RSSリーダーを使っている。

 このRSSリーダーに、ふだんはHeadline-ReaderというInfoMakerのシェアウェアを利用しているのだが、とくにウェブログの場合、画面が4ペインに分かれてしまうHeadline-Readerは、ちょっと使いにくいなあと感じていた。
 そんなときに見つけたのが、cococというフリーウェアだ。いそろぐ(仮)さんのところからダウンロードできます。
 このcococやHeadline-Readerなんかについては、また別の機会に書きますが、ウェブログをやってるならRSSは大事。

 RSSというのは、Resource Description Framework Site Summaryの略で、もともとはWebページを作成するXML(Extensible MarkupLanguage)フォーマットで、ページの概要をメタデータとして簡潔に記述するもの。このXMLフォーマットで記載されたメタデータ、つまり記事の更新日時や概要、タイトルといったものを提供するのが、RSS機能です。

 ウェブログのサイドバーなんかに、「Syndicate this site (XML)」と書かれたリンクがあるでしょう。Movable Typeならたいていある。うちはこのリンクをRSSファイルに張り、これをRSSのボタン画像で表示させちゃいましたが。ちなみにRSSの画像は、上記のHeadline-Readerと同じInfoMakerのHeadline-Editor Lite版に付属しているもので、これは自由に使っていいことになっています。

 で、今日はRSSの話でもない。このcococにいくつかのウェブログやうちのブログを登録し、情報を更新してその更新状態を見たりなんかして、そのままページに飛んで便利に活用してるんですが、なんとうちのブログの概要が、まるまる全文出てたりします。こりゃいかん。

 Movable Typeで吐き出すRSSの概要部分は、ブログの設定の「一般的な設定」で行なう。管理画面に入り、ブログを指定し、さらに左側のメニューから「BLOGの設定」を指定。あらわれた画面の上部のメニューで「ウェブログの設定」を指定する。この画面の中ほどに、「概要を自動生成するときに表示するワードの数を入力してください」という項目がある。




 初期設定なら、ここには「40」という数値が入っている。これは先頭から40語を概要としてRSSファイルに載せる、という設定になる。が、これは英語の場合。英語の場合、語と語がスペースで区切られており、これを数えて40語になるわけだが、日本語ではそんなわけにはいかない。
 そこでRSSに適当な概要を掲載させるためには、この部分を「1」に設定し、投稿記事の適当な部分、つまり概要として掲載したい部分の最後に半角スペースを入力するといい。あるいは、改行するときに読みやすいよう空行を空けるが、これを空行ではなく行頭に半角スペースを入れておく。これでRSSに掲載される概要が、短いものとなる。

 ただし、日本語では英語を記述したり、何かのひょうしに半角スペースが入ってしまうこともある。これが記事の頭部分だと、半角スペースまでが1語として扱われるから、中途半端なところで概要が切られてしまうことがある。
 そんなときは、設定部分を「2」に設定しておくといい。この場合は、記事に意識して半角スペースを入れる必要もない。これでたいていは短めの概要になる。

投稿者 kazumi : 2004年05月13日 19:55

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