昨日発表された第131回芥川賞・直木賞ですが、前回があまりに大きな話題となったためか、今回は少し地味です。
芥川賞はモブ・ノリオ氏、直木賞は奥田英朗氏・熊谷達也氏 - asahi.com : 文化芸能
第131回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が15日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞にモブ・ノリオさん(33)の「介護入門」(「文学界」6月号)が、直木賞に奥田英朗さん(44)の「空中ブランコ」(文芸春秋)と熊谷達也さん(46)の「邂逅(かいこう)の森」(同)が選ばれた。「邂逅の森」は6月に山本周五郎賞を受けており、初のダブル受賞となった。
しかし、ほんとうに前回の芥川賞に比べると、今回はほとんど話題になっていない。芥川賞や直木賞の神通力も、ほとんどなくなってしまったってことなんだろう。
そんななかで、こんなニュースもありました。
「ハリ・ポタ」第5巻日本語版、初版で290万部 - asahi.com : 文化芸能
J・K・ローリングの世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの日本語版の発行元の静山社は16日、9月1日発売の第5巻「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の初版を290万部に決めたことを明らかにした。
ところが……。
青山ブックセンター閉店 取次店が破産を申し立て-共同通信FLASH24:ニュース速報
【21:27】 芸術書などを中心にした書店「青山ブックセンター」が16日午後、青山の本店や六本木店などを閉鎖した。同日、債権者である取次店が、裁判所に破産を申し立てたため。
本当に出版界は、どうなってしまうんだろう。